JR北海道は冬の「ひがし北海道」への誘客を図るため、釧網線で来年1月から3月にかけて、観光列車「SL冬の湿原号」(釧路―標茶間)、2月から3月上旬まで「流氷物語号」(網走―知床斜里間)を運転する。冬の湿原号は今季に運転開始25周年を迎えることから、記念ヘッドマークの装着やグッズ販売、ノベルティー配布なども実施する。
冬の湿原号は1月18日から3月23日までの金曜日と土曜日・休日など33日間、釧路―標茶間を1日1往復運転。C11171号機で客車5両をけん引する。客車は釧路湿原の眺望を楽しめる「たんちょうカー」(1、5号車)、車内にだるまストーブを設置した「カフェカー」(2号車)、「ストーブカー」(3、4号車)で全車指定席。2号車販売カウンターでは25周年記念グッズや沿線の特産品などを販売する。また、沿線模型店の協力を得て、車内限定で25周年仕様のNゲージ模型を販売する。【記事提供:交通新聞】
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