JR北海道、国交省監督命令に基づく経営改善の取り組みを報告 KPI12項目達成


 JR北海道は13日、国土交通省の監督命令に基づき主要施策の目標達成状況を検証報告する「JR北海道グループ経営改善に関する取り組み」の2024年度第2四半期報告書を発表した。数値目標として7~9月に設定したKPI(重要業績評価指標、四半期目標)では、セグメント別売り上げや鉄道運輸取扱収入など13項目中12項目を達成。年間での成果を目指すKGI(重要目標達成指標、年度目標)の各項目の取り組みについても順調に進めている。

 KPI設定13項目の実績は、開発・関連事業セグメント関係で「JRタワーテナント売上」141億円(KPI135億円)、「JRタワーホテル日航札幌売上」15億円(13億円)、「四季彩館売上」13億円(12億円)。外出需要活発化やホテル客室販売のイールドマネジメント徹底などでいずれも計画を上回った。【記事提供:交通新聞】

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