びゅうトラベルサービス(VTS)は3月1日、「JR東日本ダイナミックレールパック(DP)」を、ITが進む旅行マーケットに合わせたサービスにリニューアルする。名称は、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」に変更し、旅行の適用は4月1日以降出発のもの。取り扱いエリアを関西、東海まで拡大するほか、予約をシンプルにするなど、分かりやすく利便性の高いサービスを提供する。
JR東日本ダイナミックレールパックは、多様化する旅行スタイルや、客のニーズに応える旅行商品を提供するサービスとして2015年から販売を開始。取り扱いエリア内の新幹線、特急列車と宿泊施設を組み合わせたウェブ販売限定の価格変動型旅行商品として、予定や目的に合わせて自由に購入できるサービスとして好評を得てきた。
リニューアルでは、取り扱いエリアを拡大。関西(京都府、大阪府、兵庫県など)、東海(愛知県など)エリア、新規対象列車(東海道、山陽新幹線および下呂、高山方面の特急列車)が新たに追加され、取り扱い施設は約300施設を増やした約1700施設を取り扱う(関西、東海エリアの商品は3月8日から販売開始)。予約操作はシンプル化を進め、情報入力画面まで最短3画面で到達できるようにする。また、予約可能時間は午前4時から午後11時40分までと、最短で出発直前まで予約を可能にする。3月1日からは、購入者を対象としたプレゼントキャンペーンも行われる。
リニューアルに伴い、従来から販売してきた「びゅう旅行商品(びゅうパッケージツアー)」は、3月31日帰着分で販売を終了する。
「新しい旅のスタイルに合った『列車も宿も、自由に選ぶ』楽しみのある旅行を、今後も提供していく」と同社。