JR東日本の喜㔟陽一社長は8日の定例会見で、鉄道固有の知識を学習した「鉄道版生成AI」の開発に今月から本格着手したと発表した。鉄道に関する法令・規則をはじめ、個々の社員や組織・分野で分散して保有している業務知識、仕事に関するノウハウを横断的・統一的に集約。社員の日常的な業務を生成AI(人工知能)がサポートし、社員は新規事業の開発や地域活性化、利用者サービスの充実といった、人ならではの創造的役割に注力できる環境づくりを目指す。完成目標は2027年度末。
同社はグループ経営ビジョン「変革2027」の実現に向け、業務変革を通じて社員の仕事の高度化を目指している。【記事提供:交通新聞】
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