Suica利用データと公的統計活用
駅利用者の潜在的消費力を算出
JR東日本は1日、Suicaの利用データの統計情報を集計して駅ごとの利用状況を示した月次の定型レポート「駅カルテ」について、公的統計を掛け合わせることで駅利用者の潜在的消費力を算出できる新たなマーケティングレポート「駅カルテ 消費ポテンシャル」の販売を開始した。駅利用者の購買力などを把握できることから、駅周辺への出店計画などを検討する際のマーケット調査への有効活用が期待できる。
駅カルテ 消費ポテンシャルは、首都圏エリアを中心とした約250駅を対象に、Suicaの統計情報と、国勢調査や住宅・土地統計調査など政府の公的統計のオープンデータを組み合わせた、駅利用者の潜在的消費力の指標。従来の駅カルテが示す各駅の利用人数だけではなく、周辺居住者と駅訪問者について、それぞれの「年間期待購買力」や「年間期待消費支出」といった潜在的消費力を年単位で算出する。【記事提供:交通新聞】
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