JR東海グループは5日、初のラグジュアリーホテル 「ホテル 寧ねい 奈良」を展開すると発表した。ハイアットのラグジュアリーブランド 「アンバウンド コレクション by Hyatt」としてグローバル集客する。特に欧米豪のインバウンド客の誘客を狙う。
JR東海 代表取締役社長の丹羽俊介氏は会見で次のようにコメントした。「当社は、奈良が持つ奥深い旅の魅力を、首都圏を中心に東海道新幹線沿線の多くの方々に対して、広告展開やツアー旅行商品の提供を通じて、継続的にお伝えしてきました。これは、奈良の皆様から多大なるご支援・ご協力をいただくことで実現してまいりました。そして、この度当社として大切な場所であるこの奈良という地において、世界中で数多くのラグジュアリーホテルを展開しているハイアットという素晴らしいパートナーとともに、本ホテルを展開できることを非常に嬉しく思います。奈良の玄関口において、当社初の拠点を構えることで、地元の皆様と一緒に奈良の更なる旅の魅力を創出し、国内外に情報を発信し、現地で体験・体感していただく場を提供できると確信しています。これまでの奈良の多くの方々との深いお付き合いを大事にして、より一層地元の皆様と一緒 に奈良を盛り上げていくことを楽しみにしております」
東海旅客鉄道株式会社(代表取締役社長 丹羽 俊介、以下「JR東海」)、ジェイアール東海不動産株式会社(代表取締役社長 谷津 剛也)、株式会社ジェイアール東海ホテルズ(代表取締役社長 伊藤 彰彦)は、「奈良県中小企業会館等宿泊事業者選定事業」にて取得した土地において、当社グループ初となるラグジュアリーホテル「ホテル 寧 奈良」(以下、「本ホテル」)を展開します。
本ホテルは、ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:マーク・ポプラメジアン、以下「ハイアット」)が展開するラグジュアリーブランドの1つであり、それぞれのホテルが独自のコンセプトと、唯一無二の世界観を持っていることが特色の「アンバウンド コレクション by Hyatt」として西日本初進出となります。
本ホテルは、ホテルコンセプトを「Mystique(ミスティーク)・奈良」と定め、日本文化の原点として古くから続き、奥深く、神秘的(ミスティーク)な奈良への橋渡しとなるホテルを表現します。またホテル名には、万葉集でも用いられた奈良を表す「寧楽(なら)」と「寧」が意味する「静けさ」「安らぎ」に、起源への回帰と伝統を讃える思いが込められています。
本ホテルは、近鉄奈良駅から徒歩2分という交通利便性に優れた立地において、奈良の地を訪れる国内外のお客様を、平均40㎡以上のゆったりとした客室でお迎えします。そして、JR東海グループがこれまでに築いてきた地域の方々との繋がりを生かし、奈良の歴史や文化に触れられるホテルとすることで、ここでしか味わうことのできないラグジュアリーな体験を提供します。
本ホテルを訪れたお客様が奈良の奥深い魅力に触れ、奈良を巡り、唯一無二のストーリーを紡いでいくきっかけとして、国内外に奈良が持つ豊かな魅力を発信していくホテルとなることを目指します。本ホテル計画の詳細については、決まり次第改めてお知らせします。
日本ハイアット株式会社 代表取締役 坂村 政彦さまのコメント:「奈良へ強くコミットされているJR東海グループのジェイアール東海ホテルズとハイアットは今回が初めての契約であり、私どもを選んでいただいたことを大変光栄に思います。ハイアットの会長を務めるプリツカーはシルクロードと仏教美術に造詣が深く、シルクロードを考える上で奈良は特別な地であると話しています。悠久の歴史が今も息づく奈良の抜群のロケーションにアンバウンド コレクション by Hyattが進出するのは完璧な組み合わせであり、世界遺産に囲まれた地で、ワールド オブ ハイアット会員をはじめとする世界中のお客様へ、ラグジュアリーなブティックホテル『ホテル 寧 奈良』を紹介できる日が今から楽しみです。」
JR東海 代表取締役社長 丹羽 俊介のコメント:「当社は、奈良が持つ奥深い旅の魅力を、首都圏を中心に東海道新幹線沿線の多くの方々に対して、広告展開やツアー旅行商品の提供を通じて、継続的にお伝えしてきました。これは、奈良の皆様から多大なるご支援・ご協力をいただくことで実現してまいりました。そして、この度当社として大切な場所であるこの奈良という地において、世界中で数多くのラグジュアリーホテルを展開しているハイアットという素晴らしいパートナーとともに、本ホテルを展開できることを非常に嬉しく思います。奈良の玄関口において、当社初の拠点を構えることで、地元の皆様と一緒に奈良の更なる旅の魅力を創出し、国内外に情報を発信し、現地で体験・体感していただく場を提供できると確信しています。これまでの奈良の多くの方々との深いお付き合いを大事にして、より一層地元の皆様と一緒に奈良を盛り上げていくことを楽しみにしております。」