JR西日本は、北陸エリアで目的地までの新幹線などの鉄道に加え、現地でのバス、タクシー、レンタカー、レンタサイクルなど交通機関や観光素材をスマートフォンで検索、予約、決済できる「観光型MaaS」を2022年度下期に導入する。北陸新幹線敦賀延伸の効果を最大限に高め、北陸エリアへの観光誘客の拡大を図るのが目的。
導入に向けた実証実験として、北陸3県と協力し、JR西日本公式アプリ「WESTER」を活用したデジタルスタンプラリー「おでかけクエスト」を12月1日から来年3月31日まで実施。観光施設や公共交通の利用などで特典を付与し、利用者個々のニーズに応え、「たび前」から「たび後」までの体験を後押しするサービスを提供する。
「自治体や事業者の皆さまに多数の参画をいただきながら、地域に貢献するMaaSを目指す」と同社。