JR西日本岡山支社は7月1日から12月下旬まで、新たな観光列車のデビューや特別列車の運行、イベント開催など鉄道を楽しめる「おか鉄フェス 2022」を開催する。「岡山デスティネーションキャンペーン(岡山DC)」の開催(7~9月)に合わせて実施。
今年は「鉄道開業150年」や「山陽新幹線岡山開業50周年」「特急やくも伯備線運行開始50周年」など、岡山の鉄道にとってメモリアルイヤー。鉄道の旅の魅力再発見と、全国の鉄道ファンに岡山に来てもらうきっかけをつくる。
新たな観光列車「SAKU 美 SAKU 楽(さくびさくら)」が岡山DC開幕日の7月1日から津山線(岡山―津山駅間)で運行。金、土、日曜日は臨時列車として1両で、月曜日は定期列車(快速ことぶき)に連結して津山線(岡山―津山駅間)をそれぞれ1日2往復ずつ運行する。
車内サービスと切符をセットにした商品として、せとうち観光ナビ「setowa」や、主な旅行会社で販売。車内サービスとして乗客全てに特製弁当またはスイーツと、途中停車駅での土産品などを提供する。
岡山・備後エリアは、国鉄型の車両が今でも現役で運行する全国でも希少なエリア。強みを生かし、国鉄型車両を活用したリバイバル団体臨時列車を運行する。
また津山エリア、岡山・備後エリアの各地区で鉄道体験イベント「おか鉄!ザ・鉄道体験」を展開。普段は入れない車両基地や駅のバックヤードで希少な体験が楽しめる。