JTB、大阪観光局と留学生支援コンソーシアム大阪は、体験型教育旅行プログラムを通じて大阪のファンを増やし、地域活性化につなげる「大阪B&S(ブラザーズ&シスターズ)プロジェクト」を11月24日に発足した。
修学旅行、校外学習や語学習得など学校教育の一環として大阪を訪れる国内外からの教育旅行団体に対して、大阪で学ぶ大学生や留学生がガイド役となり、兄弟姉妹のように交流しながら大阪城、道頓堀や堺などの観光地・街を巡り、大阪の魅力を紹介する体験型観光「大阪B&Sプログラム」を提供する。
12月14日に学校や旅行会社からの予約受け付けを開始、来年5月から実施する。中高生6~8人につき大学生または留学生1人がガイド役につく。公共交通機関を利用して案内。料金は1人2600円(税別)。交通費、入場料、食事代は含まれない。所用時間は5時間以内。大阪市内の場合、8コースから2コースを組み合わせて実施する。
吉本興業とタイアップして「大阪B&Sプログラムwith よしもと」も展開する。若手芸人がガイド役となり、歴史や文化を面白おかしく生徒に伝えるとともに、なんばグランド花月で舞台を鑑賞する。
プログラムを通じ、中高生が「大阪で学びたい、働きたい」という動機になることを期待。ガイド役の大学生や留学生、若手芸人にとってはコミュニケーション力やプレゼンテーション力を磨く学びの機会になるとしている。