JTBは3月23日、2018年から「ALL―JAPAN 観光立国ファンド」を運営する地域創生ソリューションへの出資と、地域創生ソリューションを無限責任組合員とする「ALL―JAPAN 観光立国ファンド2号(仮称)」への出資を決定したと発表した。観光地の価値向上と持続的な発展を地域行政や事業者との共創、自主事業の開発を通じて実現する「エリア開発事業」の取り組みの一環。
エリア開発事業では、戦略エリアを特定し、共通のビジョンのもとエリア全体と観光事業者の課題解決のつなぎ手となって、観光客が何度も訪れ、長く滞在したくなるような、魅力的な観光エリアの実現を目指し、既存コンテンツと新たに創出するコンテンツを有機的に接合。JTBが率先し開発、投資をすることで地域を活性化し、他の投資の呼び水となり、収益が地域内に再投資される正の循環を生み出す。
ALL―JAPAN観光立国ファンドが持つ観光地バリューアップ投資機能、観光関連企業への支援機能と、JTBが地域で培ってきた知見・ノウハウ、経験、ネットワークを組み合わせ、観光地に新たな価値を創出し、その持続的な発展に寄与する。