JTBは2月22日、ナビタイムジャパン(大西啓介社長)、日本マイクロソフト(平野拓也社長)と共同で、訪日外国人旅行者向けコンシェルジュアプリ「ジャパン・トリップ・ナビゲーター」の提供を始めた。観光モデルプランや観光スポットの情報提供やチャットボットによる観光ガイドなどの機能を有している。
5エリア「北海道」「関東」「京都、大阪」九州」「沖縄」での100通り以上の観光モデルプランやJTBが厳選した訪日外国人旅行者におすすめの観光スポットの情報を提供。ナビタイムジャパン運営の訪日外国人旅行者向けナビゲーションアプリとの連携によって、スポットまでの詳細な移動経路が検索できる。チャットボットによるガイド機能も備える。
同日に開かれた発表会でJTBの坪井泰博・取締役訪日インバウンドビジネス推進部長は「訪日外国人旅行者の8割は個人旅行者になってきた。個人で旅行するお客さまに旅行前から旅行中まで寄り添いながらサポートできるサービスを提供することで、さらに便利に楽しく、日本を旅行できる」とアプリ開発の意図を語った。
JTBは、アプリを通じて得た訪日外国人旅行者のデータを活用し、訪日外国人誘客を進める自治体やインバウンドビジネスに課題を持つ企業にインバウンドソリューションを提案していく。