JTBは5月18日、グローバル・ブレイン運営の「グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合」を通じて、Telexistence社(東京都港区、富岡仁CEO)へ出資すると発表した。Telexistenceは、テレイグジスタンス(遠隔存在)技術を活用したロボティクス技術とクラウド・データサービスを提供している。
テレイグジスタンスとは、遠隔地にあるロボットを自分の分身のように操作し、その場に自分がいるかのような臨場感をもたらす技術。Telexistenceはロボットによって視覚、聴覚に加え、触覚まで伝達できる技術を開発し、世界的な注目を集めている。
JTBは「観光・インバウンド関連サービス(遠隔体験など)」や「B2B・エンタープライズ関連サービス(遠隔就労など)」「健康・生活支援関連サービス(遠隔医療など)」の分野を中心に同社と協業を進める。