JTBは1日、全国の小学校、中学校などに向け、リアルとVR(バーチャルリアリティ)を融合させた新感覚体験プログラム「バーチャル修学旅行360(サンロクマル)」の第2弾「日光編」の予約受け付けを開始した。子どもたちが学校などで修学旅行訪問先の映像体験や、VRならではの体験を楽しめるもの。コロナ収束後に修学旅行が実施できるようになった後も事前学習素材として活用できる。
バーチャル修学旅行360日光編は、日光東照宮や華厳の滝、中禅寺湖、戦場ヶ原、足尾銅山を360度VR映像で体験。歴史や自然など学習要素を豊富に取り入れ、子どもたちが楽しみながら学べるよう工夫した。事前学習で活用することで、旅行先でのものの見方に変化が生まれ、学びがさらに深まるという。
映像と映像の間に日光の歴史、文化、自然をSDGs(持続可能な開発目標)の視点から考える学習も加わっている。
専用レンタルスマートフォンにVRゴーグルを装着して視聴する。所要時間は標準90分。販売価格は小・中学生1人あたり2970円(税込み)。