JTB協定旅館ホテル連盟は1日、個人旅行の販売に携わるJTB社員に向け、長野・愛媛・大分・熊本4支部の地域情報を紹介する動画の配信を開始した。個人客へ伝える情報として社員に活用してもらい、宿泊増売につなげるのが狙い。
複数の支部が集まりJTBの販売担当者に販促活動を行うイベント「拡大キャラバン」を8月に大阪で開催する予定だったが、コロナの影響で中止となった。その代替として今回、3密を回避するため、エントリーした4支部が地域の魅力を動画でプレゼンテーションする手法をとった。
動画では、ガイドブックなどには載っていないとっておきの地域情報や旅の過ごし方、ウィズコロナに関する各地域の情報などを5~20分にまとめて紹介している。
熊本支部は、動画で県北、熊本市、阿蘇、県南、天草の5エリアに関して各エリア担当者が説明。熊本市エリアについては「熊本市内のシンボル、熊本城が特別公開に入り、やっと天守閣の下までお客さまを案内できるようになった。天守閣をはじめ見所が満載だ」などとアピールした。
動画の配信期間は1日から11月30日まで。JTBでは、該当する全社員に1支部以上の動画視聴を推奨し、各担当者の知識向上や宿泊増売などに結び付けたい考えだ。
熊本支部のプレゼン動画