KNT―CTホールディングスの5月の総取扱額(グループ14社計)は前年同月比3.3%減の435億2975万円。国内旅行が4.4%減の286億4212万円、海外旅行が1.8%減の123億600万円。外国人旅行は0.1%増の17億7170万円だった。
国内旅行の内訳は、一般団体が6.6%減(31億5898万円)、学生団体が8.2%増(78億4177万円)。学生団体が増加し、団体旅行合計で3.5%増(110億76万円)となった。企画旅行は、メイトが14.8%減の46億9570万円、クラブツーリズム国内は7.2%減の92億891万円となり、合計で9.7%減の139億3350万円。国内個人旅行は減少し、4.9%減の37億785万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は18.2%減、学生団体は26.4%増で、合計が12.5%増の20億1813万円。海外企画旅行は2.7%減の73億2585万円、海外個人旅行は9.9%増の29億6202万円だった。
国内一般団体は前年の大型のイベント団体参拝旅行やコンベンションの影響により減少。学生団体は修学旅行などが増加した。メイトはゴールデンウイークの日並びの相違の影響で全般的に減少。クラブツーリズムバス旅行部門は、桜の早期開花の影響もあり全般的に低調だった。バス旅行を除く国内は、桜の早期開花、霧島新燃岳の噴火の影響を受け減少した。