
スピーデライト
業務用厨房機器を手掛けるエレクトロラックス・プロフェッショナルのグループ会社で、真空包装機などを提案するTOSEIはこのほど、高速加熱調理器「SpeeDelight(スピーデライト)」の販売を開始した。「遠赤外線、マイクロウェーブ、直接加熱(ヒーター)の3熱源を個別に調整できる。そのため、短時間で食材を調理内容に合わせて加熱し、仕上げることができる」と同社。
レシピは、タッチパネルに搭載されているプログラムで簡単に設定できる。また、ムラがなく均一な調理が可能なためアルバイトスタッフも容易に扱える。その操作方法は(1)食材を調理ガラス面に乗せる(2)ふたを閉める(3)メニューボタンを押す―だけ。最大8個のレシピに対応する。ホットサンドや、ピザをはじめ、冷凍食品、スチーム野菜などさまざまな調理が可能となっている。
従来製品に比べ、約3分の1に調理時間を短縮できる。ホットサンドであれば30秒という高速調理を実現。「時短により店舗の回転率を向上させ、売り上げアップはもちろん、人手不足にも大きく貢献する」としている。
パン外側のカリカリ感、内側のフワフワ感や、レタスのシャキシャキ感は時間が経過してもそのまま残るため、テイクアウトにも対応可能という。
スピーデライト