環境省が6日までにまとめた「05年度温泉利用状況」によると、昨年3月末現在の温泉地数(宿泊施設のある場所)は3162カ所で、前年度に比べ48増えた。源泉総数は利用と未利用とを合わせ2万7866。利用源泉を見ると、これまで減少傾向にあった自噴だが、05年度は29増えたことが分かった。
動力は170増。湧出量についても自噴は増加しており、毎分約83万リットルと前年度の約76万リットルを上回った。動力は約7千リットルの減少。
温泉地数は北海道がもっとも多く251カ所となり、次いで長野の239、青森の147。源泉総数は大分の5081が断トツで、鹿児島が2835と続く。
なお、温泉利用の公衆浴場は7431となり、137増えている。