群馬県は13日までに、07年度の観光客数と観光消費額をまとめた。それによると、観光客数は前年度比2.5%減の6059万人となったが、消費額は1748億円で、17.9%増加した。
観光客数は05、06年度と約6200万人で推移してきたが、07年度は全国都市緑化ぐんまフェアの開催準備による前橋バラ園の改修や台風などの影響もあり、前年度を割った。
日帰り客数は2.7%減の5263万人、宿泊客数は1.1%減の796万人にとどまった。
消費額をみると、日帰り客は30.3%増の783億円、宿泊客は9.5%増の965億円と大幅に増えた。観光物産課では「草津町や中之条町、みなかみ町など温泉地を有する市町村が単価の見直しを行ったため」と説明している。