内閣府が4月19日に公表した消費動向調査の今年3月調査分によると、今年1〜3月期に日帰りを含む国内旅行を行った世帯割合(一般世帯、季節調整値)は、前期(09年10〜12月)差で4.1ポイント増加の36.4%だった。また海外旅行をした世帯割合は、同0.1ポイント減少の3.9%だった。
国内旅行をした世帯当たりの平均人数は前期差で横ばいの2.9人。海外旅行は同0.2人減少の1.8人。
今年4〜6月期に国内旅行をする予定の世帯割合は、今年1〜3月期計画差で0.9ポイント増加の33.5%。その平均人数は同横ばいの2.8人。
4〜6月期に海外旅行をする予定の世帯割合は、同0.2ポイント減少の4.0%。平均人数は同横ばいの1.8人。
調査は全国6720世帯に行い、このうち5028世帯(一般世帯3362、単身世帯1666)から回答を得た。
サービス支出DI すべて前期比上昇
同調査によると、今年4〜6月期の一般世帯のサービス支出DI(今より増やす予定とする世帯割合から減らすとする世帯割合を引いた値、季節調整値)は、遊園地等娯楽費など6費目すべてで前期比上昇した。
遊園地等娯楽費DIは前期のマイナス13.5からマイナス11.7へ1.8ポイント上昇。レストラン等外食費DIはマイナス26.0からマイナス22.7へ3.3ポイント上昇した。