
リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、「全国道の駅グランプリ2023」を発表した。それによると、「満足度の高い道の駅」1位は群馬県川場村の「道の駅 川場田園プラザ」だった。2年連続。「1日遊べる道の駅」として満足率が高かった。
調査は5月1~8日、45都府県の20~50代の男女を対象にインターネットで実施。北海道と沖縄を除く、東北から九州までの7エリアで満足度の上位10位以内に入った道の駅計70施設について満足度(満足した、良かった)を聞いた。有効回答数は3748人。
川場田園プラザは、農産物の直売所や地元食材を使ったレストラン、オリジナルのベーカリーやチーズ・ビール工房のほか、プレーゾーンもあり、子どもから大人まで1日楽しめるスポットとして人気がある。
ベスト10をみると、5駅が新たにランクイン。3位になった静岡県富士市の富士川楽座は富士山の絶景が自慢で、大観覧車や最新鋭の星空投影機を常設したプラネタリウム、科学体験館などもある。
今年は道の駅制度ができて30年となる。個性豊かな道の駅も多く、駅自体が目的地というところも少なくない。
じゃらん統括編集長の長田佳子さんは、「近年ではホテルを掛け合わせ、道の駅をハブに地域の魅力を巡る、新たな旅の拠点としても注目されている」とコメントしている。