日本政府観光局(JNTO)が2月16日に発表した今年1月の訪日外国人旅行者数(推計値)は1万7800人だった。前年同月比で61.7%減、コロナ禍前の19年同月と比べると99.3%減となった。
オミクロン株の流行などへの水際措置として、外国人の新規入国は原則停止とする措置が続いた。観光目的の外国人の入国が認められない状況も続いている。
国・地域別の訪日客数は、インドが2100人、米国が1800人、中国が1500人、韓国が1300人、フィリピンが千人。他の国・地域は千人以下だった。
また、JNTOが同日に発表した今年1月の出国日本人数(推計値)は7万5千人だった。前年同月比では54.0%増だが、コロナ禍前の19年同月比では94.8%減となった。