
観光庁が発表した2025年1月-3月期の「インバウンド消費動向調査」(速報)で、訪日外国人旅行消費額は2024年同期比28.4%増の2兆2720億円となった。国籍・地域別では、中国が5443億円(構成比24.0%)と約1/4を占めるトップで独走。2024年10月-12月期と比べて構成比が5.1ポイント増加した。
次いで台湾が3168億円(13.9%)、韓国が2824億円(12.4%)、米国が2188億円(9.6%)、香港が1534億円(6.8%)となり、2024年10月-12月期と比べると韓国と米国の順位が逆転した。
旅行消費額の費目別の内訳は、宿泊費が33.4%を占める7585億円と最も多く、買物代が29.3%を占める6661億円、飲食費が22.5%を占める5119億円だった。
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