京都市と京都市観光協会(DMO KYOTO)は来年1月1日~3月27日、JRグループ6社と連携したデスティネーションキャンペーン(DC)「京の冬の旅」を開催する。57回目を迎える今回は、NHK大河ドラマ「どうする家康」や「親鸞聖人御誕生850年」「弘法大師御誕生1250年」などにちなんだDCで初公開の文化財を含む15件の非公開文化財を特別に公開する。
初公開となるのは、大徳寺三玄院、上徳寺、妙心寺 壽聖院、醍醐寺 理性院。
定期観光バスの特別コースも設定。特別公開寺院の拝観や老舗料亭での京料理の昼食などで、1人でも参加できる。大河ドラマ放映特別コース(2コース)、「弘法大師御誕生1250年」「真言宗立教開宗1200年」コース、約150年ぶりの再興記念「雪月花の三庭苑」巡りなどのコースがある。タクシーで非公開文化財の特別公開を巡るコースも用意。
事前予約、少人数制で楽しめる京都の歴史や文化、技に触れる多彩な体験プランも展開。
京都「千年の心得」プランでは、京都市立芸術大学学長で画家の赤松玉女さんの話が聞ける「アートをめぐるお茶のひととき」、真言宗立教開宗1200年記念「今井家三代特別展」を開催。
「朝観光・夜観光」として、佐々木酒造の酒仕込み早朝見学や世界遺産東寺の早朝特別拝観、大徳寺大慈院での「セルフメンテナンス&ゆる坐禅」を開催する。