観光庁の宿泊旅行統計調査の第2次速報値の結果、2023年1月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は、22年同月比38.9%増の3949万人泊となった。19年同月比は7.5%減とコロナ禍前の水準を下回った。地域別では8都県が19年同月比でプラスとなる一方で、20%以上のマイナスが7県あるなど回復状況に差が出た。19年同月比は日本人延べ宿泊者数に限ると15都府県でプラス、外国人延べ宿泊者数では東京都だけがプラスとなった。
延べ宿泊者数の内訳は、日本人延べ宿泊者数が3344万人泊で22年同月比18.5%増、19年同月比0.1%減となった。外国人延べ宿泊者数は606万人泊で、22年同月比が2656.5%増と約28倍、19年同月比が34.2%減だった。
会員向け記事です。