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観光庁の旅行・観光消費動向調査の速報値で、2024年1~3月期の日本人国内旅行消費額は4兆7574億円、23年同期比11.8%増、19年同期比13.0%増となった。統計上、比較可能な2010年以降、第1四半期としては過去最高を記録した。物価高などで消費額が上昇したほか、2月に祝日に絡む3連休が2回あったことから、宿泊旅行の延べ旅行者数が増加した。
消費額のうち宿泊旅行は3兆7670億円で、23年同期比8.7%増、19年同期比16.0%増。一方の日帰り旅行は9903億円で、23年同期比25.2%増、19年同期比2.9%増だった。
月別に消費額(カッコ内は19年同月比)を見ると、宿泊旅行は1月1兆1177億円(2.8%増)▽2月1兆1493億円(28.7%増)▽3月1兆5001億円(18.4%増)で、2月の伸びが目立った。日帰り旅行は1月2747億円(2.1%減)▽2月2924億円(6.9%増)▽3月4232億円(3.6%増)。
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