10月から始まる「ググっとぐんま観光キャンペーン」を前に、群馬県は10日、東京・西池袋のホテルメトロポリタンで、旅行会社やマスコミを対象にプレゼンテーションとレセプションを実施、キャンペーン期間中のイベントなどを紹介した。
キャンペーンは12月まで実施。同期のキャンペーンとしては今年で3回目となる。昨年に引き続き、JR東日本の重点販売地域指定を受け、観光入込数は前年同期比5%増の1682万人を目指す。
プレゼンには観光庁の長﨑敏志観光資源課長、JR東の赤石良治執行役員営業部長、県議会の岩井均議長が出席し、あいさつ。この中で赤石執行役員は、「全社あげてキャンペーンを盛り上げていく」と述べ、来秋も重点販売地域に指定することが決まっていることを明らかにした。
大澤正明知事(ググっとぐんま観光宣伝推進協議会会長)自らがプレゼン。知事は「今回は『とっておきのぐんまを巡る旅』を提案する。観光客に心に残るさまざまな感動体験を味わってもらえるよう、県をあげておもてなしに努める」と強調するとともに、春のデスティネーションキャンペーン開催の実現に意欲を示した。
この後、県内観光者がプレゼンし、温泉や食、歴史、列車の旅の魅力をアピールした。
レセプションは桐生八木節連絡協議会の「八木節」でスタート。会場には県内5エリア別PRコーナーや世界遺産・ぐんま絹遺産PRコーナーなどが設けられた。群馬の食材を使った料理も振る舞われ、出席者も舌鼓を打っていた。
有名温泉地の旅館女将も勢ぞろいし、温泉の魅力をアピールした