優れた技術を持つ中小企業の新製品を集め、販路拡大や業務提携などの「ビジネスマッチング」を促進することを目的としたイベント「中小企業総合展JISMEE2012」(中小企業基盤整備機構主催)が10〜12日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。
国内外の800社・団体が出展、自慢の技術や製品を公開する。プレゼンテーションコーナーでは、さまざまな分野で先進的な技術を持つ出展者が新製品を広く紹介する。さらに、無料経営相談や金融相談のコーナーも設けられ、中小企業の経営支援の場とする。
ステージプログラムとして、各界の識者による経営や技術をテーマとした講演会、海外展開に役立つセミナーが予定されている。またアジア諸国の政府機関が自国の工業団地を紹介し、進出の手助けをする「アジアの投資環境・工業団地紹介コーナー」も設けられる。
最終日には、印象に残った企業、展示が良かったブース、説明が良かったブースを選出し、表彰式を行う。表彰された出展者は、来年4月にドイツで開催される世界最大級の国際産業技術見本市「ハノーバ・メッセ2013」に出展できる。
入場無料。中小機構は3万人以上の来場者を見込んでいる。
詳しくは公式ウェブサイト(http://www.smrj.go.jp/jismee2012/)。