帝国データバンクによると、今年10月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は15件で、6月以来4カ月ぶりに2桁台を記録した。1月からの累計は105件で、前年同期(53件)からほぼ倍増。年間で100件を超えるのは2013年(101件)以来、7年ぶりとなる。
前年同月比9件、前月比8件それぞれ増加(150.0%増、114.2%増)。4月、6月に続き、今年3番目に多かった。
1月からの累計は前年同期比52件増(98.1%増)。6月の時点で既に昨年1年間の数字(66件)を上回っている。
負債総額は64億9200万円で、前年同月比128.3%、前月比397.1%それぞれ増加。3カ月連続の10億円超えで、4月、5月、6月に次いで今年4番目に多い数字だった。
1月からの累計は前年同期比236.5%増の655億200万円。10月時点で昨年1年間の合計(655億1600万円)とほぼ同じ数字となっている。