観光庁の宿泊旅行統計調査による18年10月の宿泊施設の客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比1.3ポイント増の64.0%となった。前年同月の数値に比べて29府県は上昇したが、18都道府県が下降した。
客室稼働率が上位の都道府県は、(1)大阪府(1.1ポイント減の82.5%)(2)東京都(0.3ポイント減の81.9%)(3)愛知県(1.0ポイント減の72.6%)(4)広島県(2.8ポイント増の71.8%)、福岡県(1.1ポイント減の71.8%)(6)青森県(2.2ポイント増の71.5%)(7)沖縄県(4.8ポイント増の70.8%)(8)神奈川県(7.7ポイント増の70.6%)(9)千葉県(0.8ポイント増の69.6%)(10)石川県(増減なしの69.0%)―など。
宿泊施設タイプ別では、シティホテルが0.3ポイント減の82.5%、ビジネスホテルが0.1ポイント減の78.7%、リゾートホテルが0.1ポイント増の58.8%、旅館が2.5ポイント増の42.3%(従業者数10人以上の旅館は0.9ポイント増の60.0%)、簡易宿所が2.2ポイント増の28.4%だった。