日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、宿泊実態調査の10月の結果をまとめた=表。会員旅館99軒が回答した。東北6県合計の宿泊人員は前年同月比7.8%減、売り上げは同3.0%減となった。前年同月比の減少率は5月を底に縮小していき、10月は宿泊人員、売り上げともに前年比1桁台の減と大きく回復した。
宿泊人員の月別の前年同月比は、政府の緊急事態宣言発出に伴って5月が96.1%減となったが、6月が77.6%減、7月が43.6%減、8月が45.1%減、9月が20.8%減と回復し、10月もその傾向が続いた。
10月は、1日からGo Toトラベルキャンペーンの対象に東京都発着の旅行が含まれ、各県のイベントが徐々に復活した。