JR西日本と岡山デスティネーションキャンペーン推進協議会は10~12月、「おかやま秋旅キャンペーン」を開催する。キャッチフレーズは「こころ晴ればれ おかやまの旅」。7~9月に開催している岡山デスティネーションキャンペーン(岡山DC)から継続して共通のロゴを用いて観光キャンペーンを展開し、さらなる岡山の魅力を伝える。
同キャンペーンは、岡山DCの全国的なプロモーションで岡山に注目する人に訴求。紅葉や旬を迎えるフルーツの体験など季節を感じられる体験、「令和の大改修」を終えてリニューアルオープンする岡山城をはじめとする“この秋ならでは”の企画に加え、アートや朝と夜の楽しみ方といった、岡山DCで好評だった企画を展開する。
岡山後楽園では、照明でライトアップした庭園を楽しめる「秋の幻想庭園」を実施。11月にオープンする岡山城では、オープニングイベントを実施する他、岡山城天守閣や烏城公園一帯を光で盛り上げる「烏城灯源郷」などを開催する。
アートを活用した企画では、美作三湯の温泉宿などに県内外の気鋭アーティストが作品を制作、展示する回遊型アートイベント「美作三湯芸術温度2022」を実施。瀬戸内国際芸術祭と連携したPRが展開される。倉敷美観地区では、岡山DCで好評だった「大原美術館プレミアムモーニングツアー」などが行われる。
紅葉を活用した企画では、紅葉の名所である奥津渓や鶴山公園、旧閑谷学校などでライトアップイベントや、鏡野町にある高清水トレイルで地元案内人のガイドで楽しむ「高清水トレイル紅葉プレミアムハイク」が実施される。
週の食材を活用した企画では、ぶどうの収穫体験や牡蠣(かき)の試食体験などが行われる予定。
このほか、列車を使った企画として、岡山・備後を“鉄道の聖地”にするため、臨時列車の運行や体験イベントを行う「おか鉄フェス2022」や来県者におもてなしを実践する「晴れシェルジュ」の継続活動を行うほか、観光列車「SAKU美SAKU楽」「La Malle de Bois」を運行する。
キャンペーンロゴは、岡山DCと共通のロゴを使用。岡山のシンボルである「桃」と、「葉」の部分を縁起の良い「水引」に見立て、人とのつながり・絆、そして循環(無限)を表現している。
岡山DCから継続して使われるロゴ