帝国データバンクによると、2015年11月のホテル・旅館経営業者の倒産は11件、負債総額は69億1200万円だった。件数は前月比5件、前年同月比2件それぞれ増加(83.3%増、22.2%増)し、7月に次いで同年2番目の数字。額は前月比24億5800万円、前年同月比40億5千万円それぞれ増加(55.2%増、141.5%増)した。
10件以上の2ケタを記録したのは7月以来4カ月ぶり。2015年は4月、7月に続いて3回目で、前年(2014年)の2回を上回った。
負債総額は2013年4月以来、32カ月連続で100億円の大台を下回った。
1月からの累計は、件数が前年同期比7件増(9.5%増)の81件。負債総額が同132億3700万円増(36.3%増)の497億1100万円。