帝国データバンクによると、2010年11月のホテル・旅館経営業者の倒産は12件、負債総額は158億7900万円で、ともに同年の月別最多を記録した。
倒産件数は前月比、前年同月比とも6件増加。負債総額は前月比139億1100万円増(707%増)、前年同月比91億600万円増(134%増)の大幅増だった。
同年に倒産件数が10件以上の2ケタを記録したのは3、4月に続いて3回目。前年同期の5回(3〜6月、10月)を下回っている。
負債総額は09年12月以来、11カ月ぶりの100億円超え。前年同期の100億円超えは5回(1、3、4、6、10月)だったが、2010年は1回にとどまっている。
1月からの累計は、件数が前年同期比16件減の85件。負債総額が同490億8300万円減(47%減)の555億8300万円。