京都の嵯峨、嵐山一帯がライトアップされる「京都嵐山花灯路2009」が12月11日から20日まで開催される。主催は京都府、京都市、京都商工会議所などで構成される京都・花灯路推進協議会。時間帯は午後5時から午後8時30分まで。幻想的な情景が観光客らを魅了する。
花灯路は、「灯り」をテーマにした観光イベント。03年3月に東山地域で「京都東山花灯路」が始まり、05年12月からは嵯峨、嵐山地域でもスタート。毎年多くの観光客で賑わう京都の夜の新たな風物詩になっている。
期間中には、大覚寺や二尊院、落柿舎などで夜間の特別拝観が可能なほか、天龍寺では鈴木松年画伯の旧法堂雲龍図が公開されるなどの催しもある。
行灯で飾られる「灯りと花の路」ルートには、京都いけばな協会の協力でボリューム感のあるいけばな作品が8カ所に展示される。中の島公園では、京都の学生らのストリートパフォーマンスや舞妓と記念撮影ができるイベントも実施される。