自民党の武井俊輔衆議院議員=写真=は19日、時局講演会・セミナーを東京都千代田区のルポール麹町で開いた。「たけい俊輔君と共に『正姿勢』で明るい『みらい』を創る会」(発起人代表・村瀬茂高氏=ウィラー代表取締役)として開催した。
岸田文雄衆議院議員、河野太郎衆議院議員が来賓としてあいさつしたほか、多数の国会議員が出席。全旅連青年部、日本旅館協会など観光業界からも数多く参加した。
武井議員は「二階(俊博)幹事長にも呼び掛け人になっていただき『ワーケーション議員連盟』を来月発足させ、私が事務局長になる。また、旅館業法、旅行業法などの観光関連法規で時代に合っていない部分は修正していきたい」と述べた。その上で「旅館業法第5条の定めにより、宿泊者が新型コロナウイルス感染症に感染していることが明らかでない場合には宿泊施設は宿泊を拒否できないとされているのは問題だ。OTAが存在しない時代につくられた旅行業法も旅行業界の実情に沿うように正す必要がある」と強調。新分野での観光業界支援、観光業界の公正な発展を期するための法改正などを訴えた。
武井議員は、宮崎交通、楽天トラベル、宮崎県議を経て2012年の衆議院議員総選挙で初当選。岸田外務大臣の下では外務大臣政務官を務めた。観光産業出身の議員として観光交通政策に熱心に取り組んでいる。
武井俊輔衆議院議員