10県は20%以上減
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、2022年7月の全国の宿泊施設における日本人の延べ宿泊者数は3913万人泊だった。7月は新型コロナウイルスの第7波の感染が拡大したが、21年同月比で33.0%増となった。コロナ前の19年同月に対する下げ幅も4.5%減にとどまった。地域別では13都道府県が19年同月の実績を上回ったが、10県は20%以上の下げ幅を記録した。
日本人延べ宿泊者数の19年同月比がプラスとなった13都道府県は、北海道13.5%増▽青森県2.8%増▽栃木県0.3%増▽東京都10.4%増▽神奈川県8.2%増▽山梨県1.8%増▽愛知県2.7%増▽京都府26.0%増▽奈良県7.7%増▽山口県14.5%増▽徳島県7.5%増▽高知県7.9%増▽長崎県5.5%増。
一方で日本人延べ宿泊者数の19年同月比が20%以上の減少率だった10県は、鳥取県(35.8%減)、福島県(25.2%減)、滋賀県(24.7%減)をはじめ、宮城、山形、群馬、福井、三重、島根、宮崎の各県だった。
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