今年度上半期の全国の企業倒産は4012件、負債総額は7749億1千万円だった。件数、額ともに前年同期、前期を下回った。
件数は前年同期比4.4%、前期比1.9%それぞれ減少。額は前年同期比53.4%、前期比16.8%それぞれ減少した。
件数を7業種別に見ると、5業種で前年同期を下回った。このうちサービス業は同1.0%増の969件。運輸・通信業は同19.5%減の124件。
建設業(703件、同10.7%減)、製造業(451件、同16.3%減)は半期ベースで2000年以降最少となった。
9の地域別では、5地域で前年同期を下回った。このうち北海道(106件、同19.7%減)と近畿(988件、同11.3%減)の2地域は10%以上の2桁減少した。