帝国データバンクによると、2019年度(19年4月~20年3月)の旅行業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は22件、負債総額は11億3千万円だった。件数は前年度比9件減少(29.0%減)。額は同54.2%減少した。
19年度の倒産件数を月別に見ると、全てが10件未満の1桁にとどまった。4月は倒産が発生しなかった。負債総額も1億円以上が2回(11月、3月)と低水準だった。ただ、3月に件数、額とも19年度の最多を記録した。
3月単月の倒産は5件、負債総額4億2200万円。件数は前年同月比、前月比とも2件増加。額は前年同月比で205.8%、前月比で330.6%それぞれ増加した。