ホテル・旅館の宿泊予約アプリ「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partnersはこのほど、顧客の旅行動向や人気の宿泊施設の傾向を調査する機関「Reluxトラベルラボ」から、「2019年国慶節 インバウンド旅行動向調査」を発表した。人気エリアとして第1位に「大阪府」を選出した。
調査は、Reluxの9月6日時点の顧客予約件数から10月1~7日の宿泊期間を対象に集計。
国慶節の人気エリアは、1位大阪府、2位神奈川県、3位静岡県、4位北海道・沖縄県、6位山梨県・大分県となった。同ラボは「大阪は、無料Wi―Fiの充実度が高く、観光地の再整備も進んでいる。京都、奈良など人気観光地へのアクセスも良い」と分析した。
チェックイン日は、10月2日が一番人気が高かった。一番人気がないのは10月6日となり、前半に旅を楽しみたいニーズが高まっているという結果となった。
人気宿タイプは、旅館が一番多く、シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテル、コンセプトホテルが続いた。人気上昇率は、シティホテル、ビジネスホテル、オーベルジュ、リゾートホテル、古民家の順となった。
平均宿泊日数は1.8泊、1人当たりの平均宿泊金額2万3289円、平均グループサイズ2.5人となった。
「国慶節は中国政府公認の休日。誘客施策は必要だ」と同ラボ。