観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)の結果、2024年2月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は4815万人泊で、23年同月比17.0%増、19年同月比10.6%増となった。コロナ前の19年の水準に対して6カ月連続のプラスだった。内訳では、日本人延べ宿泊者数が19年同月比で5カ月連続のプラス。訪日外国人旅行者数は中国の回復が遅れているが、2月として過去最高を記録しており、外国人延べ宿泊者数も19年同月比で約2割増となった。
内訳は日本人延べ宿泊者数が3670万人泊で23年同月比4.2%増、19年同月比7.1%増。日本人延べ宿泊者数の19年同月比は、23年10月以降プラスで推移。10月が4.3%増、11月が1.1%増、12月が1.3%増、24年1月が2.8%増だった。
外国人延べ宿泊者数が1144万人泊で23年同月比93.0%増、19年同月比23.4%増。外国人延べ宿泊者数の19年同月比は23年7月にプラスに転じ、23年9月からは2桁の伸び率で推移。23年2月の訪日外国人旅行者数(日本政府観光局〈JNTO〉推計値)は、うるう年で日数が多かった影響もあり、19年同月比7.1%増の278万8千人と2月として過去最高だった。
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