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北陸経済について説明する大川・日銀金沢支店長(2月13日、日銀金沢支店)
日本銀行金沢支店は2月13日、2025年2月の「北陸の金融経済月報」を発表。能登半島地震の影響が一巡したという見方を示した。総括判断からは「一部に能登半島地震の影響がみられる」との記載を外し、代わりに「一部に弱めの動きもみられる」との文言を追加。全体判断や実体経済・物価の各項目については、すべて直近(2024年11月)の判断を据え置いた。
震災影響についての文言を外した点について、大川真一郎支店長は「まだ影響は残っている」としつつ、「生産その他も弱い動きが見られるため、『一部に弱めの動きもみられる』との表現に溶け込ませた」と話した。【記事提供:ニッキン】
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