帝国データバンクによると、今年2月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は9件、負債総額は135億5400万円だった。件数は前月比5件減(35.7%減)、前年同月比2件減(18.2%減)とそれぞれ減少したが、負債総額は前月比29億7700万円増加(28.1%増)。前年同月比では97億4400万円増(255.7%増)と大きく増加した。
倒産件数は3カ月ぶりに10件未満の1ケタ台となった。
ただ、負債総額は2カ月連続の100億円超えと高水準にある。
1月からの累計は、件数が前年同期比1件増(4.5%増)の23件。負債総額が同144億9600万円増(150.5%増)の241億3100万円。