経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の2020年年間値(速報)を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)が前年比63.4%減の2631億8300万円と、4年ぶりに減少した。ほかの業種も全て前年から減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が63.0%減少。入場者数は一般が59.4%、団体が74.8%それぞれ減少。全体で60.7%減少した。
ゴルフ場は17.2%減の760億700万円、ゴルフ練習場は0.9%減の288億3500万円と、ともに2年ぶりに減少。ゴルフ練習場は利用者数が2.2%増加した。
ボウリング場は38.5%減の106億800万円と20年連続で減少。
パチンコホールは27.0%減の2兆4953億9千万円と8年連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年を下回った。結婚式場業は59.0%減と2年ぶりに減少。フィットネスクラブは35.3%減と2年連続で減少した。