経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の昨年1年間分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)など3業種が前年比増加。2業種が減少した。TPは同1.2%増の7197億9700万円と3年連続で増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が2.0%増加。入場者数は一般が0.8%増加、団体が3.5%減少し、全体で0.4%増加した。
ゴルフ場は3.2%増の916億6300万円と2年ぶりに増加。利用料金収入が4.2%、利用者数が4.1%それぞれ増加した。
ゴルフ練習場は2.1%増の293億7700万円と11年ぶりに増加。利用者数が2.3%増加した。
ボウリング場は2.9%減の172億5500万円と19年連続で減少。
パチンコホールは2.0%減の3兆4191億6700万円と7年連続で減少した。
TPは5%減少 12月単月の売上高
趣味・娯楽関連5業種の昨年12月単月の売上高は、TPなど4業種が前年同月比減少。増加はゴルフ練習場のみだった。
TPは同5.0%減の673億4600万円と3カ月連続で減少。入場料金、施設利用料金収入が4.5%減少。入場者数は、一般が9.2%減少、団体が42.5%増加し、全体で5.5%減少した。