JRグループ6社と東北6県による「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」が2021年4~9月の半年間開催されることが決まった。東日本大震災の発生から10年の節目となる同年、「DCを契機に東北6県が一丸となって、東北各県の魅力ある観光素材を活用した誘客促進に取り組む」と主催者。DCは通常、県の単独で、3カ月間の開催。今回の6県開催はJRになってから初で、開催期間も過去最長という異例づくしのDCとなる。
4日、仙台市内でJR東日本の役員、6県知事・副知事らの出席で共同記者発表が行われた。東北観光推進機構の小縣方樹会長(JR東日本副会長)は「画期的なDCで、大いに盛り上げたい。オール東北でこの大きなチャンスを大成功に導き、未来につなげていく」と述べた。
ポーズをとる6県の知事、副知事ら関係者