国土交通省がまとめた航空輸送統計年報によると、2022年度の国内定期航空輸送の旅客数は9066万人で21年度比82.4%増となり、コロナ禍前と比較して約9割を回復した。日本の航空会社における国際航空輸送の旅客数は951万人で21年度比440.1%増、コロナ禍前の4割程度の水準となった。
22年度の2022年度の国内定期航空輸送の旅客数は、19年度との比較では11.0%減、18年度との比較では12.7%減だった。旅客数の推移を見ると、18年度1億390万人▽19年度1億187万人▽20年度3376万人▽21年度4970万人。
22年度の国内定期航空輸送の旅客数を幹線(新千歳、羽田、成田、大阪、関西、福岡、那覇の各空港を相互に結ぶ路線)・ローカル線(幹線以外)別で見ると、幹線が3942万人で21年度比78.7%増、ローカル線が5124万人で21年度比85.4%増だった。
22年度旅客数の路線別輸送実績の上位5路線は、(1)羽田―新千歳(763万人)(2)羽田―福岡(752万人)(3)羽田―那覇(584万人)(4)羽田―大阪(445万人)(5)羽田―鹿児島(207万人)。
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