外務省が発表した在外公館における2022年の査証(ビザ)発給数は、129万4148件で、前年比1333%増、約14倍になった。新型コロナウイルス感染症の水際対策が緩和されたことで、ビザの発給が制限されていた前年に比べて大幅に増加した。
ビザ発給数は、コロナ前の19年が827万7340件で過去最高を記録したが、新型コロナの感染拡大に伴う水際対策の影響で20年には111万8025件、21年には9万306件に落ち込んでいた。
22年の国・地域別発給数の上位は、(1)中国(18万6577件)(2)ベトナム(17万7329件)(3)フィリピン(13万4607件)。上位3カ国の国籍者に対する発給数が全体の約4割を占めた。
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