安定した経営基盤を構築 お客様の信頼を確保へ
日本の地下鉄は、昭和2年(1927年)12月に東京で開業以来97年を迎えました。この間、都市の発展とともに新線の開業や既設線の延伸により、現在では北海道から九州まで、全国12都市48路線、総延長851・5㌔、利用者総数は1日当たり1590万人に達するなど、市民生活や都市活動において基幹的な公共交通機関として大きな役割を果たしております。
地下鉄は、地下走行による高速性と定時運行により、都市の交通渋滞の緩和に寄与しているほか、高度な運行システムにより、高い安全性と安定性を確保しております。他の交通機関に比べ、二酸化炭素排出量が少なく環境にやさしい公共交通機関であるほか、高齢者や外国人など誰にでも利用しやすいユニバーサルデザインにも配慮しております。【記事提供:交通新聞】
会員向け記事です。