地域を支える公共交通機関としての使命を
当協議会は、旧国鉄特定地方交通線からの転換鉄道及び整備新幹線開業に伴う並行在来線転換の鉄道で構成している協議会で、令和6年3月に開業したハピラインふくいが加盟して、現在41社となりました。昭和60年11月の設立から今年で40年という節目を迎えます。第三セクター鉄道として、鉄道事業の維持に向けた要望活動や加盟会社の連携事業を行ってまいりました。
連携事業で特に力を入れて取り組んでいる「鉄印帳事業」は、加盟各社が作成したオリジナルの鉄印を収集するもので、令和2年7月にスタートし、多くの方々から支持をいただいており、昨年3月には鉄印帳のデジタル版も開始しています。全国の鉄道ファンや観光客に地域を訪れるきっかけを提供する取り組みであります。今後も工夫を凝らして取り組む鉄印帳を通じて、地域鉄道の魅力を発信してまいりますので、ぜひ多くの皆さまにご参加いただければと思います。【記事提供:交通新聞】
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