観光庁の各種統計値が4月28日までに確定したことに伴い、2021年の日本国内での旅行消費額は、日本人、訪日外国人の合計で9.4兆円となった。観光庁の「旅行・観光消費動向調査」と「訪日外国人消費動向調査」を基にした数値。コロナ禍の影響で旅行消費額は平年の半分以下で、20年の実績も下回り、統計手法上、比較可能な2010年以降で最低を記録した。
21年の日本国内での旅行消費額の内訳(カッコ内は全体に占める割合)は、日本人の国内宿泊旅行7.0兆円(74.3%)▽日本人の国内日帰り旅行2.2兆円(23.3%)▽日本人の海外旅行〈国内消費分〉0.1兆円(1.2%)▽訪日外国人の旅行0.1兆円(1.3%)。
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